ハンブルク・シュド　低硫黄燃料で実証実験

　ハンブルク・シュドはこのほど、米国環境保護庁（ＥＰＡ）に協力し、低硫黄燃料を使用した海上輸送における大気汚染物質の削減効果を検証する、今年２回目の実験を行ったと発表した。米国ガルフ・カリブ海と南米東岸間の運航船「Ｃａｐ　Ｓａｎ　Ｌｏｒｅｎｚｏ」で硫黄分0.1％の低硫黄燃料を使用し、ブラジル・サントス港での出入港時にデータを計測したもの。 　同社は今年４月、ベラクルス、アルタミラ、ヒューストンの...