アジア船主フォーラム　「供給増も焦りなし」 工藤委員長、定航見通しで

　アジア船主フォーラム（ＡＳＦ）は30日、沖縄でシッピング・エコノミックス・レビュー委員会（ＳＥＲＣ）を開催し、了解事項を採択した。定期船部門では太平洋、アジア域内航路の2011年の需給について、船腹量の増加が需要成長をわずかに上回るとの見通しが報告され、船社は両航路でトレードに合わせた投資を行う重要性を認識した。１日に記者会見した工藤泰三ＳＥＲＣ委員長（日本郵船社長）は「危機から回復したのは、荷...