昨年の中古車輸出　24％増の83万8400台　ロシア向け２倍に

　国際自動車流通協議会（ｉＡＴＡ）が通関統計をもとにまとめた2010年の日本からの中古車輸出台数は83万8401台で、金融経済危機の影響で激減した09年から24％増加した。過去最高だった08年（134万7026台）との比較ではまだ６割程度の回復にとどまっている。 　10年の仕向地別の輸出台数は、ロシアが前年比約２倍の10万5478台で、ＵＡＥを抜き首位に返り咲いた。ただし、ロシア向けは08年の...