神原汽船　荷動き回復で業績改善　国際複合一貫輸送を強化

　ツネイシホールディングスは13日、広島県福山市で記者会見して事業概要を説明した。この中で、神原汽船を中核とした海運事業の2010年12月期決算は、売上高が前の期に比べて51％増の566億円、営業利益が92％増の69億円と大幅な増収増益だったことを明らかにした。定期船事業が日中航路の荷動き回復に加えて、タイ船社ＲＣＬとの協調配船による東南アジアへの拡大、さらに不定期船事業の新造転売が増益に貢献した...