インタビュー　日之出郵船・木下純夫社長（下）　人材育成を強化へ　グループ内協業も

　――今後の営業戦略は。 　木下　当然、われわれの基盤である日本の荷主との関係を引き続き維持・強化していくが、それにとどまらず海外マーケットへの展開が大きな柱になる。重点地域は東南アジア、インドなど新興国が中心になるが、欧米マーケットもこれまで十分に開拓してきたとはいえないので、これらも含めて海外営業を強化する。日本発着だけでなく三国間輸送も拡大する。なかでもアジアは成長市場なので、日本発着アジ...