堺泉北港　輸出中古車から基準超える放射線

　大阪府の堺泉北港助松埠頭で11日、アフリカ向けの輸出中古車１台から毎時5.5マイクロシーベルトの放射線量が検出された。車両検査業者が大阪府に報告し判明したもので、大阪府が12日公表した。同港でコンテナなどへの国の基準値を超える被ばくを理由に輸出できなくなった中古車は初めて。府は国土交通省などとの協議を踏まえ、12日に中古車の荷主に保管場所からの撤去を要請した。 　毎時5.5マイクロシーベルトは...