【取材メモ】　シノトランスジャパン営業本部・佐久間修二次長

　ＳＣＡＧＡ（海運同盟事務局）が日中間コンテナ輸送実績の集計業務を、昨年12月を最後に中止して１年弱。「日中航路は年間300万ＴＥＵの貨物が動く日本基点最大のトレード。ＳＣＡＧＡの統計はこの荷動き動向を把握できる唯一の正式な指標でしたから、これが失われた影響は非常に大きい」とため息をつくのは、シノトランスジャパン営業本部の佐久間修二次長。中国船社の中には、本社が同統計を基に日中間のマーケティングを...