【取材メモ】川崎汽船の韓国法人「“Ｋ”Ｌｉｎｅ（Ｋｏｒｅａ）Ｌｔｄ．」二川和彦代表理事

　川崎汽船の韓国法人「“Ｋ”Ｌｉｎｅ（Ｋｏｒｅａ）Ｌｔｄ．」の社長室。ひときわ目を引くのは、奇麗に飾られた大量の野球帽。色・デザインがそれぞれ異なる。「川崎汽船が韓国で建造した船が竣工するたび、記念に船名を冠した帽子を作ってきました」と話すのは、同社の二川和彦代表理事。氏は1996年４月に韓国に赴任、今年で駐在16年目を迎えた。当時の川崎汽船の代理店だった「東宇海運」の時代を経て、2002年の現社...