川崎汽船韓国法人・二川代表理事に聞く　定航積み高　８年で倍増　アジア域内需要に期待

　川崎汽船の韓国法人、“Ｋ”　Ｌｉｎｅ　（Ｋｏｒｅａ）　Ｌｔｄ．は主力のコンテナ船事業の取り扱い貨物を着実に拡大している。2010年の積み高は約12万6000ＴＥＵとここ８年で倍増。11年は川汽全体で実施したスペース削減を受け前年比微増の予算を策定、計画どおり達成した。欧州向けでは、昨年発効した韓国・欧州連合（ＥＵ）間の自由貿易協定（ＦＴＡ）も追い風となり、10年比75％増と高成長を記録した。今後...