仙台塩釜港、米国向け輸出　震災前の５割強に回復

　仙台塩釜港から米国に向かう輸出コンテナ貨物が、東日本大震災前の５割強の水準まで回復している。米国のゼポ・コーポレーション（Ｚｅｐｏｌ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ、本社＝ミネアポリス）の統計によると、同貨物の今年２月の実績は前年同月比47.3％減の1037ＴＥＵだった。このうち、仙台塩釜港直航便の物量は同63.4％減の388ＴＥＵ。米国側の輸入通関ベースで作成される同統計の２月実績には、１月後半から北...