アジア発欧州向け貨物　ＰＳＳ導入、後ろ倒し　来月に再値上げの動きも

　アジア発欧州向け貨物を対象に今月から予定されていたＰＳＳ（ピーク・シーズン・サーチャージ）の導入が２週間ほど後ろ倒しされる見通しだ。当初は６月初から導入される予定だったが、これまでに複数の欧州系船社が課徴開始時期を今月半ばまで延期する方針を明らかにしており、他船社もこれに追随する可能性がある。一方、ハパックロイドは新たに７月１日付で500ドル／ＴＥＵの運賃修復を打ち出しており、船社側はなお収支改...