コンテナ船各社　規制強化視野に対応　北米の低硫黄燃料義務化で

　８月から米国・カナダ沿岸の200カイリ以内で低硫黄燃料の使用が義務づけられることを受けて、コンテナ船各社は対策を実施している。８月１日以降、同海域の航行には硫黄含有量が1.0％以下の燃料を使用する必要がある。ただ2015年に規制値がさらに0.1％以下へと強化されるため、この規制にいつ対応するかで対応の仕方は分かれるようだ。現時点では、特に船体設備の改造を行わずに低硫黄燃料を使用する船社がある一方...