2012年7月10日
【四海茫々(15)】羨ましいお国ぶり
地球の裏側に位置する遠い国でありながら日本とブラジルは濃密な関係を築いてきた。礎になったのは移民。1892年ブラジル政府は日本人移民の受け入れを表明、1895年には日伯修好通商航海条約が締結され、1908年「笠戸丸」がサントスに入港し正式移民が始まった。以来、13万人もの日本人がブラジルに移住した。
経済交流も活発化の傾向をたどり現在に至る。記者が訪問した1974(昭和49)年当時はブラジ...
新規会員登録の方はこちら
- ・新規会員登録はこちらからお進みください。
- ・フリートライアルの申込みもこちらから。