2012年11月8日
【大連港、年2割成長の理由(ワケ)<下>】 東北部たった一つの要
【上海支局】霧は岸壁もガントリークレーンも船舶も、すべてを白く包んでいた。大連では季節の変わり目に頻繁にこれが発生する。訪れた10月末は朝の気温が数度、一方で海水温度は20度近い。この時期、大陸から到来した寒気で海水が蒸発して霧となり、大窯湾内を漂うのだ。
あくまでうわさと前置きしたあと、港関係者が教えてくれた。「大連市は港湾、造船、重工業、貨車が4大産業。港はもともと国の管轄だったが、5年...
新規会員登録の方はこちら
- ・新規会員登録はこちらからお進みください。
- ・フリートライアルの申込みもこちらから。