中東西航、先行き不透明　配船社、イランサービス休止

　アジア―中東トレードの先行きが不透明だ。４～５月にかけて、イラン情勢が不確かな状況にあることから配船社がイラン向けサービスを軒並み休止。特に韓国や日本は、中東トレードに占めるイラン向けの割合が多いことから今後、大きく影響すると予想される。例年は中東諸国の断食月「ラマダン」入り前に出荷ラッシュが見られるが、今年は厳しい環境になりそうだ。 　アジア―中東航路の今年１～４月のコンテナ荷動きは前年比...