【取材メモ】福岡市港湾局・野見山勤局長

　「目先の旅客数は急減していますが、アジアのクルーズマーケット自体は拡大しており、ここから急回復する可能性、回復からさらに増える可能性もあります」と力強く語るのは、福岡市港湾局の野見山勤局長。昨年の外航クルーズ客船の寄港回数は91回と大盛況だったが、今年は中国発着クルーズの激減で20回程度にとどまる見通しという。それでも、旅客については「これまでは受け入れ能力ギリギリで回してきた面があったため、い...