2013年9月19日
【四海茫々】(69)真理は細部に宿る
記者の関西駐在は1981(昭和56)年から3年間と短いものだったが、東京と違って海事産業の現場に接する機会が多く、迷いつつも四方八方駆け回る日々を重ねた。海運、海貨、港運、造船、舶用機械、荷主、商社、銀行、関係公官庁などを擁する海事クラスターの森が広く生い茂り、取材対象に事欠かなかったからである。輝きあふれる世界に身を置くことができた。しかし、「有為転変は世の習い」という。一部の業種には既に...
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