パナマ運河拡張工事　交渉決裂で工事中断

　パナマ運河拡張工事の追加コスト負担をめぐり、同運河庁（APC）と建設会社のコンソーシアム（GUPC）の間で行われていた交渉が5日決裂し、建設工事が中断する事態に陥っている。工事完了までに必要な追加16億ドルの負担については国際仲裁裁判所で争われているが、それとは別に当面の工事資金5000万ドルの支払いをめぐっても両者の主張がすれ違っている。GUPCは工期の大幅な遅延だけでなく、作業に従事する約1...