13年のハンブルク・シュド　減収で今期回復見込めず

　ハンブルク・シュドはこのほど、2013年の事業概況を取りまとめた。昨年のコンテナ輸送量は前年比微増にとどまり、コンテナ運賃の下落や対ユーロでのドルの下落などで売上高は前年比3.9％減の約53億ユーロとなった。コンテナおよびバルク事業とも船腹供給の過剰感で市況低迷が続いており、今年については昨年より環境は改善するものの、業績見通しはほぼ13年並みにとどまると予想している。 　昨年のコンテナ取扱量...