低迷続くパナマックス型用船料　アジア域内など需要増で上昇　「あくまで一時的」との見方も

　長期にわたり低迷していたパナマックス型コンテナ船の用船料がこのところ上昇している。年初までは日建て用船料が6000～7000ドルという歴史的低水準だったが4月ごろから上昇が始まり、足元では4250TEU型船の用船料は1万ドル前後まで上昇している。パナマ運河の拡張工事完了をにらんで「使いどころがない」とされてきた船型だが、アジア域内航路での提携拡大やアフリカ航路のサービス増設などで需要が高まってい...