墨ベラクルス港を拡張　総額50億ドル投資で処理能力5倍強に

　メキシコ東岸のベラクルス港で港湾拡張が進んでいる。総額50億ドルを官民で投資し、ターミナルや防波堤の整備を実施している。これにより同港の処理能力は現行の2300万トンから1億1800万トンと5倍以上増加する見込みだ。 　フェーズ1では今年から2018年にかけて約18億ドル投資し、防波堤およびターミナル整備を行う。19年までに全長2.4キロの防波堤と二つのコンテナターミナル（CT）が完成する予定...