2014年12月26日
真骨頂は差別化戦略、海洋育成 日本郵船・工藤社長が退任
工藤泰三社長が郵船トップに就いたのは2009年4月。世界を震撼かんさせたリーマン・ショックの直後である。“需要蒸発”と形容されたとおり、どの部門も荷動きが急激に落ち込み、海運マーケットは大暴落。当時の宮原耕治社長は工藤氏を後継にしたことについて「この難局を率いていく上で最も大事な決断力、実行力、若さ、明るさを兼ね備えている」と話した。その見立ては当たる。決断力、実行力が問われる難題の連続を工藤社...
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