米国西岸労使　対立さらに激化　トラック業者が不可抗力宣言

　米国西岸港湾の混雑問題は、週末を挟んでさらに緊迫の度合いを高めている。使用者団体PMAは週末の2日間、本船の荷役を一時的に停止する措置を実施。PMAは「荷役効率が大きく落ち込んでおり、これ以上組合員に給与の支払いはできないと判断した」としている。週明けから荷役は再開する見込みだが、混雑状況や労使間の対立は一層深刻化している。一方で外紙報道によると、カリフォルニア州南部のトラック業者70社以上がフ...