2015年4月23日
【四海茫々(134)】アンガヴァナブル
アメリカ取材から得た雑感のいくつかを書き述べてきたが、とりわけ心に残った二つの事柄を取り上げ、一応の締めとしたい。
まず挙げるべきは「大きい」ということである。アメリカは何もかもが大きい。1985(昭和60)年の取材行でシカゴのレストランに招かれ、ステーキを振舞われたことがある。登場したのは焼いた肉の塊であり、そのボリュームに仰天したが、付き合わせで出てきたジャガイモにも驚いた。丸ごと1個、...
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