2015年6月5日
【定航市況と邦船ライナー部門(4)】 川崎汽船 減益予想、現実的か保守的か? 市況悪化に備え長期比率拡大
3社の中で唯一、今期見通しを前期比マイナスとしたのが川崎汽船だ。これまで最も早いペースで収益回復を果たし、2015年3月期通期では206億円の経常黒字を計上。しかし今期は一転して約90億円悪化し、黒字額は120億円にとどまると予想している。市況低迷は事実とは言え、前期までの好調からすると保守的にも見える数字だが、果たしてどうなのか。
川崎汽船コンテナ船事業の近年の好調を支えてきたのは、「量よ...
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