日本コンテナ・ターミナル　中計達成へ順調に収益拡大　15年度から「技術力」に焦点

　日本郵船グループのターミナル事業会社、日本コンテナ・ターミナル（NCT、碓井康之社長）は、5カ年の中期経営計画「Beyond50」の達成に向けて順調に収益を拡大している。2年目の2014年度は、業績目標に対する達成率が売上高で103％、営業利益で115％と計画を上回った。中計の三本柱の一つ「海外展開の加速」では、タイで従来のコンテナデポに加え倉庫とカープールの運営に乗り出した前年度の取り組みに加...