2015年9月3日
【四海茫々】(156)ダーティハリー
髙橋宏さんが口にした「社稷」をものの本で勉強すると、社はもともと地の神や水の神を意味した。やがて樹木、石、土壇など原始集落の中心となる標象、つまりランドマーク(目印)を祈りの対象として祭るようになった。稷は穀神を指し豊穣祈願の対象とされていた。
周(紀元前12世紀・11世紀頃~紀元前256年)の時代に入り、社と稷は合祀され、政治的な礼の制度も取り入れられて社稷を祭ることが国家的祭祀になったと...
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