コンテナ待機船　10年以降初、100万ＴＥＵ突破　閑散期で需要減少

　待機状態にあるコンテナ船の合計船腹量が、2010年以降初めて100万TEUを突破した。フランスの海事コンサルタント、アルファライナーの集計によると、今月2日時点の待機船隻数は278隻となり、船腹量ベースでは過去2週間で10万9000TEU増加した。現在の全世界のコンテナ船腹量のうち5.3％が待機状態となる計算で、荷動き需要の鈍化とトレードの閑散期入りに伴い、待機船隻数が増加傾向にある。 　アル...