2015年12月10日
【四海茫々(173)】ペレストロイカ
1988(昭和63)年、日本はバブル景気の真っ只中にあって地価と株価の高騰が続き、オウムやイラ・イラ戦争なども世情を騒がせていた。巷ではひばりの不死鳥コンサートが話題となり、島倉千代子の『人生いろいろ』がヒットしたりした。一方では東北の冷夏が心配され、昭和天皇の重篤報道も暗い影を落した。同年8月15日の戦没者追悼式が同天皇の最後の公式行事出席となったわけだから、まさに昭和は終ろうとしていた。
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