郵船・コンテナ輸送調査　来年の船腹増加率　歴史的低水準に

　日本郵船調査グループが4日に公表した「世界のコンテナ輸送と就航状況（2015年版）」によると、来年のコンテナ船腹量の対前年増加率は4.7％増と歴史的低水準にとどまる見通しだ。大型船を中心に新造船竣工が一巡することが主な要因で、新造船腹量は約122万TEUと15年の約190万TEUから大幅に減少する。船腹増加率は17年も16年比4.7％増にとどまる見通しだが、1万TEU超の船型に限れば竣工量は15...