2016年10月13日
【四海茫々(207)】 皮算用
1980年代の太平洋は、アジアから米国へ動く物流を反映し世界最大の貿易圏を形成していた。
その物流を大まかに分析すると、アジア出荷量100のうち60がPSW揚げ、25がPNW揚げ、15がパナマ運河経由の東岸揚げだった。PSW揚げの大半はロサンゼルス港とロングビーチ港、PNW揚げの大半はタコマ港とシアトル港で荷役された。また、PSW揚げのおよそ55%以上、PNW揚げのおよそ75%が内陸・東岸向...
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