2016年12月6日
【四海茫々(213)】風が立つ
川崎汽船の共同運航申し入れに対して台湾船社、ヤンミンは長谷川陽一氏に「基本的に受けましょう」と回答した。
共同運航は自社の行く末を左右する一大事であり、疎漏は許されない。今後の細目交渉のいかんによっては考え直すことも、との含みを持たせた回答だった。当然であろう。慎重に処す場面だった。
それでも長谷川さんの提携申し入れから足掛け3週、実日数を見ればわずか十数日で決断するに至った。大胆であり...
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