2017年1月26日
【四海茫々(222)】長老と巨人
三井船舶に入社した相浦紀一郎氏は経理部会計課、同主計課、業務部管理課と回り、会計やコスト管理、予算管理の業務を経験して1954(昭和29)年、営業部傭船課に移った。不定期船営業をもっぱらとする氏の経歴はここから始まる。のっけに斯界の長老を仰ぎ見る形となった。長老といっても静かに鎮座するような雰囲気はなく、なお旺盛に行動する海運人だった。明治海運会長のポストに就いていた内田信也氏がその人。相浦さん...
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