2017年2月14日
【四海茫々(226)】 変化の坩堝
三井船舶の相浦紀一郎氏は1959(昭和34)年、カナダのバンクーバーに赴任した。
氏は熊野修一営業部長の下で鉱石専用船2隻の発注商談に携わり、その契約を終えてから異動した。同2隻は「八汐山丸」(1万8783重量トン)と「八幡山丸」(2万7490重量トン)で1960(昭和35)年の8月と10月にそれぞれ藤永田造船と三井造船で竣工した。いずれも八幡製鉄との15年間積み荷保証に基づく建造であり、八...
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