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2017年3月7日

【四海茫々(230)】路を譲る

 元日、正月といっても心を新たにする感じは年々遠のいていく。あの一休さんは「門松は冥土の旅の一里塚。めでたくもありめでたくもなし」と詠んだ。夏目漱石は「元日を御目出たいものときめたのは、一体何処の誰か知らないが、世間がそれに雷同しているうちは新聞社が困るだけである」と水をかけている。漱石は大学講師を辞して朝日新聞に入社した経歴があり、前記は彼が自ら称するところの“新聞屋”に転じてからの弁。元旦でも...
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