2017年6月13日
【四海茫々(245)】 身震い
日本―加州航路での競合を想定し在来定期船とコンテナ船の輸送コストを試算、比較した転法輪奏氏は、不承不承ながらコンテナ船の絶対優位を認識させられた。コンテナ船に関してはイスブランセン社から提供されたデータを多く用いて試算したため実態との乖離が懸念される部分もあり、心中では「まだ信じ難い」と抵抗していた。しかし、コスト差が相当に大きいことは明白だった。
当時の在来船運賃は日本―北米太平洋岸運賃で...
新規会員登録の方はこちら
- ・新規会員登録はこちらからお進みください。
- ・フリートライアルの申込みもこちらから。