2017年10月31日
【四海茫々(255)】 解題
1993(平成5)年秋、大阪商船三井船舶社長の転法輪奏氏は次期社長問題についてこう発言した。
「相対立する問題、事柄を解消して高次元の対応を実現し得る人材が1人存在する。彼ならアウフヘーベンをやってくれます」
懐かしい言葉を聞いたものである。昔、ヘーゲルの弁証法を講義され辟易した経験がある。難解なのですぐに逃げ出し、そのままうっちゃってしまった。およそ半世紀も前のことである。が、「アウフ...
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