2017年11月7日
【四海茫々(256)】風光る
生田正治氏に記者が初めて会ったのは1977(昭和52)年6月だった。このとき、大阪商船三井船舶の永井典彦社長が日本船主協会の会長に就任し、東京・平河町の海運ビルで記者会見に臨んだ。その永井会長に随行し、姿を見せたのが会長秘書の生田さん、当時42歳。事前の取材で「社内きっての俊英」と聞かされていたが、ありがちな四角四面の硬さはどこにもなく、明るく軽やか伸びやか感じが心地よい人物だった。新しい風を感...
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