清水港　農水産品輸出でモデル事業　デンソー製リーファー活用

　静岡県は9日、清水港からデンソー製の高規格リーファーコンテナ「futecc」を活用した県産農産品の輸出モデル事業を行う。鮮度保持技術を活用して、シンガポールにイチゴやメロン、ワサビ、生シイタケなどを運ぶ。同コンテナの鮮度保持技術の効果を検証し、輸出拡大につなげていきたい考えだ。 　「futecc」は温度調整機能について2インバーター方式を採用。従来の冷蔵システムでは、冷風が一方向から直接、貨物...