郵船の自動車物流事業　次のステージへ　既設拠点活用と提案営業に軸足　郵船ロジと連携強化

　日本郵船は戦略分野に位置づける自動車物流事業で次のステージに入る。世界の主要地域での事業拠点設置がほぼ一段落したことから、「これまで世界各地で事業を行い経験したことを、顧客への具体的な提案につなげ、横展開する」（池田豊自動車物流グループ長）方針だ。拠点の新設は今後も継続するが、拡大一辺倒ではなく柔軟に対応できる体制を目指す。また、郵船グループの郵船ロジスティクス（YLK）との連携を強化する。 ...