中古車輸出港が拡大　積み合わせで新車輸送にもメリット

　中古車を取り扱う港湾が拡大している。千葉県の木更津港や山口県の下関港、三田尻中関港などで取り扱い台数が急増するほか、沖縄も将来的な輸出拠点化が期待されている。既存港湾のキャパシティー逼迫や商流の変化などが背景にあり、中古車輸出業者にとっては、輸出港の選択肢が広がることで横持ちコストを減らせたりタイムリーに出荷できるメリットがある。新車の荷主である自動車メーカーの視点からも、新車だけでは数量が足り...