2018年11月20日
【四海茫々(294)】鯉の吹き流し
「東京の下谷」と聞いても実感がない。東京の生活は40年超に及んだが、振り返れば、下谷に出向いたことが1度もない。行く必要、機会がなかったし、行こうと思っても何となく敷居が高い。江戸っ子が幅を利かせていて、田舎者は落ち着いて酒も呑めない。そういう雰囲気だろうと勝手に決め込んでいた。ちなみに下谷の住人は“下谷っ子”と呼ばれ、江戸っ子を代表する存在とされている。近寄り難い。「くわばらくわばら」だった。...
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