マースク＜18年通期＞　32億ドルの黒字　石油部門売却などで

　A・P・モラー／マースクが21日発表した2018年通期決算は、最終損益が前年から43億ドル改善し32億ドルの黒字となった。石油部門の売却益26億ドルの計上に加え、マースク・ドリリングの減損処理効果で大幅に改善した。ただ、継続事業の最終損益は1億4800万ドルの損失。売上高は26.0％増の390億ドル、EBITDA（利払い前・税引き前・減価償却前利益）は7.8％増の38億ドル、EBIT（金利・税引...