近海船社　域内航路のシェア縮小傾向　北欧州・東アジアで

　北欧州域内・アジア域内それぞれで海上コンテナの近距離輸送、フィーダー輸送を担う船社のシェアがこの10年で縮小傾向を見せている。大手メガキャリア（遠洋船社）による近海航路強化や自営のフィーダー航路開設が広がったことが影響したとみられる。特に欧州域内ではこの傾向が顕著で、今月には同域内で独船社チームラインズが事業を停止するなどの影響も出ている。 　フランスの調査会社アルファライナーによると、今年1...