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2019年7月23日

【連載】台湾船社首脳に聞く(1)エバーグリーン・マリン・コーポレーション張正鏞董事長 「今年の荷動き成長率は鈍化」

 ――昨年の業績は増収減益だった。今年の業績見通しは。  張 当社の昨年売上高は前年比12.3%増と大きく伸びた。一方でバンカーコストが30%以上増加したこともあって利益は大幅に低下し、わずかな利益しか残らなかった。今年の第1四半期(1~3月)については、マーケットの環境が好転し、当社でも前年同期を上回ることができている。例えば、アジア発米国向けでは今年の長期契約でよい結果を残し、既に目標を達成...