変わる船社と荷主の接点、「相互にメリット」強調　運賃見積もりの自動化、浸透じわり

　コンテナ運賃契約は、一般的に半年から1年程度の長期契約と、より契約期間が短い短期・スポット契約の2種類に分かれる。長期契約については毎年年初に入札が行われ、そこで妥結された内容で、その後、半年ないし1年間の運賃水準や輸送量が決定される。一方で出荷が不定期であったり、物量が少ない荷主はこうした長期固定の契約は持たず、出荷ごとに都度、見積もりを取る必要がある。 　ただ、これまでこの運賃見積もりのル...