アジア発米国向け荷動き　主要品目で東南アジアシフト続く

　米国のデカルト・データマインの統計によると、アジア発米国向け海上荷動きでは、中国から東南アジア各国へ家具類や機械類、電子電機などを中心に出荷地をシフトする動きが続いている。11月の東航荷動きで主要8品目の増減を見ると、中国出しは全品目で下落。品目別最大の家具類が25.8%減と大幅な減少となるなど、2桁減の品目も目立った。一方でアジア7カ国・地域発では、8品目中5品目で増加。残り3品目の減少幅も小...