2020年3月17日
【連載】域内コンテナ船社のSOx対応<下> 適合油使用、コスト転嫁いかに 日本でのLSS、スムーズな導入焦点
SOx規制への対応として、スクラバー以外の選択肢となるのが、低硫黄燃料(適合油)の使用だ。スクラバー搭載にかかる初期費用が必要ないほか、搭載工事によるドック入りで数週間運航できなくなるリスクを避けられる。一方で運航コストの負担は重い。補うには燃油価格に合わせて適用料率が変動するLSS(低硫黄燃料サーチャージ)の導入が必須だが、東西基幹航路と比べ、アジア域内航路では各船社足並みがそろわず「1~3月...
新規会員登録の方はこちら
- ・新規会員登録はこちらからお進みください。
- ・フリートライアルの申込みもこちらから。