2021年1月15日
【コロナ禍の国際輸送入札<海運編>】 コンテナ長契交渉、岐路に立つ日本市場 安定輸送実現へ、値上げでもなお課題
「とにかくスペースとコンテナ確保が最優先。それがコミットされるなら運賃はあと、という状況だ」。ある船社関係者は、来期に向け始まった日本での長期契約交渉の模様についてそう話す。
その時々の需給に応じ、運賃水準が変動しやすい他のアジア各国とは異なり、日本では長期契約の比率が非常に高く、運賃水準は良くも悪くも安定志向が強かった。しかし、それでも昨年からのスポット運賃の急騰を受け、今回の交渉では「...
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