郵船、今期経常益1400億円予想　前期は2153億円、定期船・航空・物流けん引

　日本郵船が10日発表した2021年3月期決算は、経常利益が前の期比4.8倍の2153億円だった。不定期専用船事業はコロナ感染症の影響から255億円の減益だったが、定期船、航空運送、物流の3セグメントで1986億円の増益となったことが業績をけん引した。ドライバルク輸送部門の構造改革で中大型船を対象に特別損失547億円を計上した結果、当期純利益は4.5倍の1392億円となった。22年3月期の経常利益...